Notebook Chair （ノートブック チェア）
きっかけは、2005年の東京モーターショーでした。
ある自動車部品メーカーのブースで、摩擦攪拌接合技術を駆使して製作したパーツを目にした時に閃いたのです。
複数のアルミ押出し材を、90度直交させて摩擦攪拌接合した後、カットして仕上るこの製法を使えば、今まで削り出しや、キャスティングでしか製作できなかった形状のパーツを、高品質・低価格で実現できるのではと考えました。
その上で、強度と平滑性に優れたアルミハニカムパネルと組合わせ、シンプルで軽量なアルミのフォールディングチェアをデザインしてみました。
